こうに
概要→SPU上げ→マラソン→仕入れ→リサーチ→販売→ポイント利用
【目次】
SPUとは
SPU(スーパーポイントアップ)とは、対象サービスの条件を達成すると
楽天市場でのお買い物時のポイントがアップするプログラムです。
獲得できるポイントは最大16%
月末までに達成すればその月の最初のお買い物まで遡ってポイントを獲得できます。
楽天ポイントせどりをするにあたって確実に高める必要があるサービスなのです。
なぜ、攻略が必要なのか?
SPUは楽天ポイントせどりで最も重要な要素です。
初心者の方のほとんどはSPUが低い状態かと思いますが、
実はSPUは初心者ほど高めた方が良い制度になっています。
何故ならリサーチ能力が低くても効果が出る対策だからです。
楽天ポイントせどりを始めるなら最低でもSPU10~12%は達成しましょう!
SPUの効果について簡単な例で考えてみましょう
10,000円の商品を購入して10,000円で売った場合
・SPU 5%→実質9,500円で仕入れ(500円の利益)
・SPU 10%→実質9,000円で仕入れ(1000円の利益)
※仮定のため手数料等は考慮していません
このように、SPUを上げていることで同じ商品の仕入れでも利益が変わってくることが解るかと思います。
「この商品は売れているけど利益が後ちょっとあればなぁ」なんていう商品も、
SPUを上げていることで仕入れ対象になるという場合も出てきます。
SPUルールはよく変わる
楽天SPUのルールはよく変わります。
なので定期的に楽天SPU規約を確認して、ルール変更に合わせた戦略を取る必要がありす。
【最近の大きな変更点】
2022.11~:楽天モバイル+1%→最大3%、これによりSPU最大値が14%から16%へ
2023.2~:楽天ブックスおよび楽天KOBOの上限ポイントがそれぞれ1,000ptへ変更
ポイント付与日は翌月の15日ごろ
当月獲得したSPU分のポイントは、殆どが翌月の15日に加算されます。
SPU解説
上述したように、楽天市場で仕入れるに当たって非常に重要なのがSPUです。
ただ、みんなが気になったり重要だと思いつつも、細かくてわかりにくい印象があるので、
意外にもその詳細・仕組みをきちんと理解している人は少ないように思います。
下記の表を使って仕入上限に関することや、注意点、獲得できるポイント数などを説明していきます。
SPU
改めて、SPUとは下記の楽天サービスを利用する事で、
買い物時に獲得できるポイントの付与率が増えていき、最大16%まで高める事ができる制度です。
下記の表は、各サービスとそれぞれの付与ポイントに対する計算表です。
SPU達成のためにかかる毎月のコスト
まず、SPUをアップするためのサービスにはコストがかかるものがあるということを理解しましょう。
計算表の一番右側にコストという欄を付けました。
これが、SPU達成のためにかかる大まかなコストとなりますね。
つまり、SPU最大値である、16%に高めるためには、約19,000円ほどかかるという事になります。
※コストは概算です。pashaなどの経費は上下します。
SPU攻略はこのコストをかけても、得られるポイントがそれ以上になれば良いという訳です。
SPU10~12%を目指して、コストと次に説明する付与上限を参考にサービスを選んでいきましょう。
SPUの付与率と付与上限
計算表はそれぞれのサービスの仕入上限額順に並んでいます。
仕入れ上限額の考え方は、(ポイント上限÷付与率)となります。
最大付与率の16%を受けれるのは、20万円までと言う事が分かりますね。
仕入金額が20万円を超えた分からは
楽天ブックス(0.5%)
楽天KOBO(0.5%)
これらのポイント付与が適用されなくなり、合計15%付与に下がります。
つまり、0〜20万円までの購入に対しては、16%で最大32,000ポイントを獲得できますが、20万円以上の購入に対しては付与率と獲得ポイントが減り、
更に仕入金額が増えると付与率が減っていくということがわかります。
計算表をより理解したい方は以下をご覧ください。
この様に、サービスによって付与率とポイント上限が定められていることから、
それぞれのサービスにおける上限を考えずに闇雲にSPUを上げて仕入れをしまくる...というのでは、仕入れ額に対しての儲け率が減少してしまうので注意ですね。
ガンガンリサーチが出来て仕入れの出来る方であればいいですが、
無理をしてSPUを高めたり仕入れをするのは、効率が悪くなり労力がかかるので、
僕のオススメは一垢アカウント50万円までという考え方になります。
以下の表は、SPUを12%まで達成して50万円まで仕入れる場合の考察です。
コストを加味しつつ、達成しやすいサービスを選んでSPUを12%にしたと仮定します。
この状態で50万円まで仕入れた場合、
12%分の27,960pt + 8%分の21,360pt =合計49,320ptとなり、
仕入れ額50万円に対して約10%に値する49,320ptが返ってくることになります。
仕入れ初心者の方は、まずはSPU12%で23万円仕入れを目指し、
ゆくゆくは50万円仕入れを目指しましょう。
23万円から50万円へ引き上げることにより、合計ポイント付与率が12%→10%へ下がってしまい、一見損な気がするかもしれません。
しかし、商品を仕入れるということは販売して利益を発生させることが前提ですよね?
23万円分に対する販売利益と50万円に対する販売利益では、もちろん50万円に対する販売利益の方が多いはずです。
SPUポイントは「利益」に上乗せされる利益部分と考えることが可能ですので、
「利益」をしっかり出せるようにさえなれば、
より多くの販売「利益」+より多くの「ポイントバック」が得られるようになります。
12%分を獲得して、さらに8%分も獲得していくという考え方も出来ますね。
各サービス 説明
楽天会員(必須)
これは説明不要ですね。
会員登録するだけで達成になります。
楽天会員であれば楽天市場でお買い物すると
1%分のポイントが還元されます。
楽天通常カード(非推奨)
楽天ポイントせどりをする人にはオススメできません。
プレミアムカード一択です。
楽天プレミアムカード(推奨)
年会費11,000円と聞くと高く感じますが
月額で考えると917円です。
月に45,833円以上仕入れると元が取れます。
この「月に○○円以上使うと元が取れる」という考え方は
他のECモールでも使う考え方なので理解しましょう。
ちなみにこの45,833円をさかいに
損するか得するかが決まるので「損益分岐点」とよく呼ばれます。
またプライオリティパスという空港の会員制ラウンジを利用することが可能です。
他にも、毎週火曜日・木曜日のプレミアムカードデーは、楽天市場で買い物をすると、
ポイント+1倍になるので、さらにお得にポイントを貯めることができます。
楽天銀行+楽天カード(推奨)
楽天銀行の口座開設を行い、楽天カードの引き落とし口座に設定することで、ポイントが+0.5倍になります。
厳密には、引き落とし当日に引き落としがされた楽天市場のお買い物分が対象です。
楽天カードを使用し、楽天銀行の口座から引き落としされていれば、ポイント0.5倍のボーナスが付与されます。
さらに、楽天銀行で給与・賞与・年金を受取ると楽天市場での楽天カードお支払い分がポイント+0.5倍になります。
楽天証券(米国株推奨)
2022年4月1日より下記の様にルールが変わりました。 ・楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定
・投資信託を月3万円購入で、0.5%
・米国株を月3万円購入で、0.5%
米国株はコストが安く推奨です。
投資など積み立てNISAしている人は投資信託も達成できるのでお得です。
楽天アプリ(推奨)
「楽天市場アプリ」から仕入れを行えば、楽天市場の全商品が「ポイント+0.5倍」となるので、
お得にポイントを貯めることができます。
ただしブラウザから購入すると倍率がつかないので
ブラウザでカートに入れてアプリで購入するようにして下さい。
個人的には予めお気に入り登録しておいたり
ハピタス→ブラウザ→アプリ起動で閲覧履歴からまとめて購入しています。
楽天モバイル(推奨)
楽天モバイルを利用すれば、ポイントが最大+3倍になります。
ポイントはRakuten Link(無料通話アプリ)を利用した翌々月末日頃に付与されるため
到着したらRakuten Linkを使って必ず通話して下さい。
楽天トラベル(可能なら)
月5,000円以上の利用が条件です。
トラベルは旅行にでも行く際には使えば良いですが、普通に使用すると赤字なので必要な際に使う、という形になります。
可能であればスーパーdealのプランを狙いましょう。
5,000円+スーパーdeal40%還元のプランであれば
後から2,000P還元されるので実質3,000円で達成できます。
楽天ブックス(推奨)
楽天ブックスで毎月税込み1,000円以上の買い物をした月では、楽天市場で買い物を行えば全てのポイントが+0.5倍になります。
オススメはマラソン中の達成です。理由は買い回り店舗の一つに出来るからです。
ブックス独自のエントリー3倍、ちょっと待った+10倍といったキャンペーンで比較的利益商品を探しやすいです。
楽天kobo(可能なら)
楽天Koboで毎月税込み1,000円以上の買い物をした月には、楽天市場でのお買い物が全てポイント+0.5倍になります。
こちらのオススメの達成日も上記と同じマラソン中です。
趣味の漫画やビジネス書を購入しています。
楽天Pasha(可能なら)
楽天Pashaというアプリに掲載される商品を実際にスーパーやコンビニで購入して
指定された条件を達成する必要があります。
地味に手間なので面倒な人はスルーでOK。
楽天ファッション(推奨)
楽天ファッションアプリからの購入が必須となっています。
購入するものと価格は何でもいいので、靴下や下着、ハンドタオルなど100〜300円で買えますのでそれを買いましょう。
最安商品の探し方は空欄で検索かけて価格が安い順でソートかければOK。
楽天ビューティー(可能なら)
「楽天ビューティ」で1回3,000円(税込)以上のネット予約や施術完了で、ポイント0.5%アップになります。
これもトラベルと一緒で個人的に使うならついでにといった感じ。
美容院のほかにはリラクゼーションサロンなどもあります。
一番安く達成するには
3,000円+スーパーdeal50%のサービスを選択することで
1,500円で達成できます。
楽天モバイルキャリア決済(可能なら)
楽天モバイルキャリア決済(Androidのみ)を当月合計2,000円(税込)以上の利用で、0.5%。
50万円仕入れの場合、得られるポイント2,500P。その為に2,000円かけるのは得策ではない気がします。
Youtubeプレミアムなど普段使っているサービスなどを決済できるならお得になるので、その辺りは個々の判断で追加しましょう。
楽天ひかり(可能なら)
今契約しているネット回線と比較して検討して下さい。
仕入が多くなればインターネット回線が実質無料で使えるのでかなりお得です。
タイミングによってはモバイルと同時契約で月額料金一年無料などもあります。
楽天ウォレット(仕入に慣れてから推奨)
仮想通貨を購入して即売却して0.5%になります。
購入から即売却するとスプレッド差で1300-1500円程マイナスになるので、
30万円が損益分岐点となります。
こちらは50万円程度仕入れる方のみ達成していく形でよいと思います。
<まとめ>
推奨のみを抜粋すると以下のサービスになります。
楽天カード通常:1%
楽天会員(必須):1%
楽天ブックス(推奨):0.5%
楽天kobo(可能なら):0.5%
楽天モバイル(推奨):3%
楽天プレミアムカード(推奨):3%
楽天Pasha(可能なら):0.5%
楽天証券:米国(推奨):0.5%
楽天銀行+楽天カード(推奨):0.5%
楽天ファッション(推奨):0.5%
楽天アプリ(推奨):0.5%
プラスで可能なサービスを追加するなどして、12%以上を目指しましょう。
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